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いま、大正何年何月?鬼滅の刃

2019年12月13日

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過去記事で、「鬼滅」世界の大正時代は、いわゆる「大正ロマン」表現であって、

史実としての大正時代とは別時空である、という私見を表明しました。

 

今回の記事では、その見解をいったん棚上げして(←おい)、

あらためて、作中の時系列の解明に挑戦してみようと思います。

 

とりあえず、時代設定についてのおさらい。

お手数ですが、過去記事「いま、大正何年?」をお読みいただければ幸いです。

コメント欄が重要ですので、そちらをメインにお読みください。

 

竈門家襲撃の時期は、1913(大正2)年2月上旬と推定しました。

根拠については、過去記事「アニメ【鬼滅の刃】 第一話 残酷 【感想】」

コメント欄をご参照ください。

 

以下、時系列を素描してみます。

 

・1913年2月上旬  竈門家襲撃

・1913年?月        鱗滝さんのもとで修行開始

 

(2年後)

 

・1915年?月  修行終了

・1915年?月  最終選別

・1915年?月  北西の町で沼の鬼と交戦

・その2日後   浅草で鬼舞辻無惨と遭遇

 

この年表の「?」を埋めるのが今回の主旨です。

アニメの第九話で新たな考察の手掛かりが示されました。

それがなければ、今回の記事の執筆はなかったでしょう。

 

新たな手掛かりが、これ。

 

 

珠世さんの隠れ家の周囲に、桜が咲いています。

アニメスタッフは、第九話のエピソードを、

桜の開花時期の出来事として設定しています。

場所は「浅草」と判明していますから、地域差による開花時期の幅を

考慮することなく、3月下旬~4月上旬と断定できます。

月をまたぐと考察が煩雑になるので、4月上旬としておきましょうか。

数日~一週間ていどの誤差があるものとして、以下をお読みください。

 

最終選別の行われる期間は、7日間。

選別終了の15日後、鋼鐵塚さんが日輪刀を持って鱗滝宅を訪れます。

同日に、北西の町へ向かうよう、任務の指令が届きました。

選別開始から、任務拝命まで、22日間。

狭霧山 ⇔ 藤襲山の移動時間を考慮すれば、22日+α。

これは、当然、4月上旬の浅草以前のことですから、

3月の出来事となります。

1915年の3月は、最終選別と日輪刀の到着待ちで、ほぼ埋まります。

 

炭治郎が修行を終えたのは、選別の少し前ですから、

必然的に、2月の終わりから3月の初めごろとなります。

修行開始は、その2年前。

 

以上の事柄を、上述の年表に当てはめて完成させると――

 

・1913年2月上旬        竈門家襲撃

・1913年2月末~3月初め  鱗滝さんのもとで修行開始

 

(2年後)

 

・1915年2月末~3月初め   修行終了

・1915年3月                       最終選別~任務拝命

・1915年3月末~4月初め     北西の町で沼の鬼と交戦

・その2日後(4月上旬)桜     浅草で鬼舞辻無惨と遭遇

 

このようになりました。

 

「2年後」以降の部分については、特に問題はないと思いますが、

竈門家襲撃から、鱗滝さんのもとへ入門するまで、

少し間が空いているのが気になります。

次回は、そこを考察してみます。

引用元 筆者:龍刻堂

https://ameblo.jp/dragon-time/entry-12467773151.html

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